[Laravel] 7.23.0がリリースされました

laravel/frameworkのv7.23.0がリリースされました。追加された機能について確認します。 BladeのSlotディレクティブに動的な変数が渡せるようになりました (#33724) 属性値の先頭に:をつける事で変数を渡せるようになりました。 <x-slot :name="$foo"> {{-- ... --}} </x-slot> 通知時にメールを送信する場合にテキストメールを同時に送信できるようになりました (#33725) HTTP::fake()にsinkオプションが追加されました (#33720, @fba984b) レスポンスの内容をsink()メソッドの引数に渡したファイルに書き込みます。 クエリビルダにwhereBetweenColumnsに対応したメソッドが追加されました (#33728) 以下のメソッドが追加されました。 whereBetweenColumns orWhereBetweenColumns whereNotBetweenColumns orWhereNotBetweenColumns 詳しい変更については以下を確認してください。 Release v7.23.0 · laravel/framework · GitHub

[Laravel] 7.21.1がリリースされました

laravel/frameworkのv7.21.1がリリースされました。追加された機能について確認します。 データベースマイグレーション関連でnullOnDelete()メソッドが追加されました (#33551) 以前から利用可能であった$this->onDelete('set null')のエイリアスです。 また、v7.21.0にてcascadeOnUpdate()メソッドも追加されています。 アプリケーションにgetFallbackLocale()、setFallbackLocale()メソッドが追加されました (#33551) 詳しい変更については以下を確認してください。 Release v7.21.1 · laravel/framework · GitHub

[Laravel] 7.19.1がリリースされました

laravel/frameworkのv7.18.0がリリースされました。追加された機能について確認します。 スケジュールで使用できるパターンが追加されました (#33393) 以下の3つのメソッドが追加されました。 everyTwoHours() everyThreeHours() everyFourHours() everySixHours() それぞれ2時間毎、3時間毎、4時間毎、5時間毎に実行するメドッドです。 $schedule->job(SyncSomething::class)->cron('0 */2 * * *'); // once every 2 hours // or, with this PR $schedule->job(SyncSomething::class)->everyTwoHours(); APIリソースクラスで明示的に値を追加できるようになりました (#33422 ) whenLoaded()と似ていますが、特定の属性値が存在する場合に、その値もしくは指定の値をレスポンスに含むことができるようになりました。 この機能を実現するために、モデルクラスが使うHasAttributesトレイトにhasAppended()メソッドが追加されました。 第2引数には存在する場合の戻り値、第3引数には存在しなかった場合の戻り値の文字列、もしくはコールバックを指定します。 この2つの引数は省略可能です。 // Resource public function toArray($request) { return [ 'id' => $this->id, 'name' => $this->name, 'email' => $this->email, 'is_subscribed' => $this->whenAppended('is_subscribed'), 'created_at' => $this->created_at, 'updated_at' => $this->updated_at, ]; } // Response return new UserResource($user->append('is_subscribed')); ScheduledTaskFailedイベントが追加されました (#33427) Illuminate\Support\Stringableクラスにwhen()メソッドが追加されました (#33455) 以下の例はユーザーの認証状態からコンテンツの一部を制限する例です。 $blogContent = 'Laravel Factories Reloaded is a package by Christoph Rumpel that generates class-based model factories that you can use instead of the factory files Laravel provides'; // Before $stringable = Str::of($blogContent); if(!Auth::check()){ $stringable->limit(20,'.....') ->append('To Continue reading ') ->append(new HtmlString('<a href="#">Get a Subscription</a>')); } $stringable->__toString(); // After Str::of($blogContent) ->when(!Auth::check(),function($stringable){ return $stringable->limit(20) ->append('To Continue reading ') ->append(new HtmlString('<a href="#">Get a Subscription</a>')); }) ->__toString(); 詳しい変更については以下を確認してください。 Release v7.18.0 · laravel/framework · GitHub

[Laravel] 7.19.0がリリースされました

laravel/frameworkのv7.18.0がリリースされました。追加された機能について確認します。 スケジュールで使用できるパターンが追加されました (#33393) 以下の3つのメソッドが追加されました。 everyTwoHours() everyThreeHours() everyFourHours() everySixHours() それぞれ2時間毎、3時間毎、4時間毎、5時間毎に実行するメドッドです。 $schedule->job(SyncSomething::class)->cron('0 */2 * * *'); // once every 2 hours // or, with this PR $schedule->job(SyncSomething::class)->everyTwoHours(); APIリソースクラスで明示的に値を追加できるようになりました (#33422 ) whenLoaded()と似ていますが、特定の属性値が存在する場合に、その値もしくは指定の値をレスポンスに含むことができるようになりました。 この機能を実現するために、モデルクラスが使うHasAttributesトレイトにhasAppended()メソッドが追加されました。 第2引数には存在する場合の戻り値、第3引数には存在しなかった場合の戻り値の文字列、もしくはコールバックを指定します。 この2つの引数は省略可能です。 // Resource public function toArray($request) { return [ 'id' => $this->id, 'name' => $this->name, 'email' => $this->email, 'is_subscribed' => $this->whenAppended('is_subscribed'), 'created_at' => $this->created_at, 'updated_at' => $this->updated_at, ]; } // Response return new UserResource($user->append('is_subscribed')); ScheduledTaskFailedイベントが追加されました (#33427) Illuminate\Support\Stringableクラスにwhen()メソッドが追加されました (#33455) 以下の例はユーザーの認証状態からコンテンツの一部を制限する例です。 $blogContent = 'Laravel Factories Reloaded is a package by Christoph Rumpel that generates class-based model factories that you can use instead of the factory files Laravel provides'; // Before $stringable = Str::of($blogContent); if(!Auth::check()){ $stringable->limit(20,'.....') ->append('To Continue reading ') ->append(new HtmlString('<a href="#">Get a Subscription</a>')); } $stringable->__toString(); // After Str::of($blogContent) ->when(!Auth::check(),function($stringable){ return $stringable->limit(20) ->append('To Continue reading ') ->append(new HtmlString('<a href="#">Get a Subscription</a>')); }) ->__toString(); 詳しい変更については以下を確認してください。 Release v7.18.0 · laravel/framework · GitHub

[Laravel] 7.18.0がリリースされました

laravel/frameworkのv7.18.0がリリースされました。追加された機能について確認します。 Illuminate\Http\Client\PendingRequestクラスにwithMiddleware()メソッドが追加されました (#33315, b718d3a) LaravelのHTTPクライアント(Httpファサード)に独自のミドルウェアが追加できるようになりました。 通信内容の確認、検査等が柔軟に行えるようになりました。 HTTPリクエストをDebugBarで追跡する例: $client = new \Illuminate\Http\Client\PendingRequest(); $debugBar = new \DebugBar\StandardDebugBar(); // Get data collector. $timeline = $debugBar->getCollector('time'); // Wrap the timeline. $profiler = new \GuzzleHttp\Profiling\Debugbar\Profiler($timeline); $client->withMiddleware(new \GuzzleHttp\Profiling\Middleware($profiler)); $client->send('GET', 'https://httpbin.org/status/200'); var_dump($timeline->collect()); Illuminate\View\ComponentAttributeBagクラスにMacroableトレイトが追加されました (#33354) .クラス内の文字列が空では無いことを判定します。 Illuminate\View\ComponentAttributeBagクラスにfilter()、whereStartsWith()、thatStartWith()メソッドが追加されました (0abe2db, 07ee3e8) 作成される属性の情報を部分的に取り出せるようになりました。 $bag = new ComponentAttributeBag(['class' => 'font-bold', 'name' => 'test']); $this->assertSame('class="font-bold"', (string) $bag->whereStartsWith('class')); Illuminate\Database\Eloquent\CollectionクラスにtoQuery()メソッドが追加されました (#33356, b718d3a) CollectionからQueryBuilderへの変換ができるようになりました。 複数のレコードを更新したい場合に利用すると便利です。 Illuminate\View\ComponentAttributeBagクラスにfirst()メソッドが追加されました (#33358, 731b94f) 作成される属性の先頭を取り出せるようになりました。 $bag = new ComponentAttributeBag(['class' => 'font-bold', 'name' => 'test']); $this->assertSame('font-bold', (string) $bag->whereStartsWith('class')->first()); スケジュールで使用できるパターンが追加されました (#33379) 以下の3つのメソッドが追加されました。 everyTwoMinutes() everyThreeMinutes() everyFourMinutes() それぞれ2分毎、3分毎、4分毎に実行するメドッドです。 $schedule->job(SyncSomething::class)->cron('*/2 * * * *'); // every 2 minutes // or, with this PR $schedule->job(SyncSomething::class)->everyTwoMinutes(); 詳しい変更については以下を確認してください。 Release v7.18.0 · laravel/framework · GitHub

[Laravel] 7.6.0がリリースされました

laravel/frameworkのバージョン7.6.0がリリースされました。追加された機能について確認します。 Collection::until()メソッドが追加されました (#32262) filter()メソッドと似ていますが、条件に一致した時点の一つ前までの新しいコレクションが返されます。 また。引数にはコールバックを渡すこともできます。 // Before [$before, $after] = $primes->partition(function ($item) { return $item < 11; }); $before->dump(); // Using until $passed = $primes->until(11)->dump(); HtmlString::isEmpty()メソッドが追加されました (#32289, #32300) .クラス内の文字列が空 ('') なことを判定します。 Stringable::isNotEmpty()メソッドが追加されました (#32293) .クラス内の文字列が空では無いことを判定します。 Stringableクラスにltrim()、rtrim()メソッドが追加されました (#32288) Routeクラスで特定のミドルウェアをスキップできるようになりました (#32347, @412261c) ルーティング時に実行しないミドルウェアを登録できます。 Route::get('/something')->excludedMiddleware(VerifyCsrfToken::class) Route::get('/teams/create')->excludedMiddleware(VerifyUserHasTeam::class) Illuminate\Http\Client\Response::object()メソッドが追加されました (#32341) レスポンスにオブジェクト形式でアクセス可能になります。 // Current magic way - uses ->json() under the hood $response = Http::get('some-api.wip'); $response['result']; // Or with json() $response = Http::get('some-api.wip')->json(); $response['result']; // New option $response = Http::get('some-api.wip')->object(); $response->result; Bladeコンポーネントにエイリアス名を指定可能になりました (#32346) Illuminate\Database\Eloquent\Collection::append()メソッドが追加されました (#32324) コレクション全体に特定の属性を追加することができます。 // Before $collection->each(function($model) { $model->append($attribute) }); // After $collection->append($attribute); ピボットテーブルに対してbetweenが指定可能なメソッドが追加されました (#32364) 下記メソッドで指定可能です。 wherePivotBetween orWherePivotBetween wherePivotNotBetween orWherePivotNotBetween キューのリスナーにretryAfter()メソッドが追加されました (#32370) retryAfterはプロパティレベルの宣言しか行っていませんでしたが、メソッドレベルのサポートが追加されました。 メソッドで指定する場合は下記のように行います。 public function retryAfter() { // custom logic } 新しい形式のComposer installed.jsonがサポートされました (#32310) データベースカラムの型変更にuuidが追加されました (#32316) PostgreSQLでbytea型がサポートされました (#32319) 詳しい変更については以下を確認してください。 Release v7.6.0 · laravel/framework · GitHub

[Laravel] 7.2.0がリリースされました

laravel/frameworkのバージョン7.2.0がリリースされました。追加された機能について確認します。 コマンドのテスト方法にexpectsConfirmation()メソッドが追加されました (#31965) このメソッドは確認メッセージの答えがyesかnoかを確認します。 $this->artisan('foo:bar') ->expectsConfirmation('Do you want to continue?', 'no') ->assertExitCode(1); SMTPメールにタイムアウト時間を設定できるようになりました (#31973) HTTPクラスにクエリストリングパラメーターがサポートされました (#31996) GETメソッドを利用する際にはオプションの引数の値でクエリストリングが上書きされますが、これはGuzzleの仕様なので混乱しないようにと注意書きがあります。 Http::get('https://example.com/get'); // URL: https://example.com/get Http::get('https://example.com/get?abc=123'); // URL: https://example.com/get?abc=123 Http::get('https://example.com/get', ['foo' => 'bar']); // URL: https://example.com/get?foo=bar Http::get('https://example.com/get', 'foo=bar'); // URL: https://example.com/get?foo=bar Http::get('https://example.com/get?abc;foo;bar;1;10;2&p=2'); // URL: https://example.com/get?abc;foo;bar;1;10;2&p=2 Http::get('https://example.com/get', 'abc;foo;bar;1;10;2&p=2'); // URL: https://example.com/get?abc;foo;bar;1;10;2&p=2 Http::get('https://example.com/get', ['abc;foo;1;10;2' => 'bar', 'p' => 2]); // URL: https://example.com/get?abc%3Bfoo%3B1%3B10%3B2=bar&p=2 詳しい変更については以下を確認してください。 Release v7.2.0 · laravel/framework · GitHub

[Laravel] 7.0がリリースされました

Laravelのバージョン7.0がリリースされました。追加された機能について確認します。 Version 7 Laravelのv6.0の時点でアナウンスされた通り、バージョニングの方法が変更され、6ヶ月ごとに行われるメジャーリリースが行われました。 Bug Fixesは2020年09月03日、Security Fixesは2021年03月03日までサポートされます。 現在のLTSバージョンであるv6.0は、Bug Fixesは2021年09月03日、Security Fixesは2022年09月03日までサポートされます。 laravel/laravelでのPHPのバージョンが7.2.5以上に変更されています。 Releases リリースノートでは以下のような追加機能が発表されています。 Laravel Airlockの導入 ルーティング速度の改善 カスタムEloquentキャスト Bladeコンポーネントクラスの追加 新しい文字列操作クラスの追加 HTTPクライアントの追加 CORSのサポート ルートモデルバインディングの改善 Stubのカスタマイズのサポート データベースキューの改善 メール送信時のマルチドライバ データベースクエリ発行時のキャスト設定 Artisanコマンドの追加 各項目についての詳細を確認します。 Laravel Airlock Laravel Airlockは、SPA(単一ページアプリケーション)、モバイルアプリケーション、およびシンプルなトークンベースのAPI向けのフェザーウェイト認証システムを提供します。 Airlockを使用すると、アプリケーションの各ユーザーがアカウントに対して複数のAPIトークンを生成できます。 これらのトークンには、トークンが実行できるアクションを指定する能力/スコープが付与することが可能です。 LaravelにはOAuth2に対応したLaravel Passportがありましたが、これとの共存も可能です。 LaravelのエコシステムであるVapor、Forge、Novaなどのフロント部分はVue.js等を利用したAPIベースの実装がされています。 このようにバックエンドにLaravelを利用し、フロントエンドは別で用意する場合などにLaravel Airlockは大変便利な機能を提供します。 詳しい利用方法についてはこちらをご覧ください。 Custom Eloquent Casts Eloquentモデルクラスでは、値の出力時には用意されたフォーマットにキャストすることが可能です。 CastsAttributesインターフェイスを実装するクラスを定義することで、オリジナルのキャストが行えるようになりました。 実装はget()とset()のみのシンプルな実装です。 get()メソッドはデータベースからの生の値をキャストする際に呼び出されます。 set()メソッドは与えられた値をデータベースに保存する際に呼び出されます。 Laravelに組み込まれているJsonタイプへのキャストは以下のような実装になっています。 <?php namespace App\Casts; use Illuminate\Contracts\Database\Eloquent\CastsAttributes; class Json implements CastsAttributes { /** * Cast the given value. * * @param \Illuminate\Database\Eloquent\Model $model * @param string $key * @param mixed $value * @param array $attributes * @return array */ public function get($model, $key, $value, $attributes) { return json_decode($value, true); } /** * Prepare the given value for storage. * * @param \Illuminate\Database\Eloquent\Model $model * @param string $key * @param array $value * @param array $attributes * @return string */ public function set($model, $key, $value, $attributes) { return json_encode($value); } } カスタムキャストタイプを定義したら、クラス名を使用してモデルにアタッチできます。 <?php namespace App; use App\Casts\Json; use Illuminate\Database\Eloquent\Model; class User extends Model { /** * The attributes that should be cast to native types. * * @var array */ protected $casts = [ 'options' => Json::class, ]; } 詳しい利用方法についてはこちらをご覧ください。 Blade Component Tags & Improvements コンポーネントは、受け入れるデータを指定する関連クラスを持つことができます。 コンポーネントクラスで定義されているすべてのパブリックプロパティとメソッドは、コンポーネントビューで自動的に使用可能になります。 コンポーネントで指定された追加のHTML属性は、自動的に含まれる$ attribute変数を使用して管理できます。 この例では、App\View\Components\Alertコンポーネントが次のように定義されていると仮定します。 <?php namespace App\View\Components; use Illuminate\View\Component; class Alert extends Component { /** * The alert type. * * @var string */ public $type; /** * Create the component instance. * * @param string $type * @return void */ public function __construct($type) { $this->type = $type; } /** * Get the class for the given alert type. * * @return string */ public function classForType() { return $this->type == 'danger' ? 'alert-danger' : 'alert-warning'; } /** * Get the view / contents that represent the component. * * @return \Illuminate\View\View|string */ public function render() { return view('components.alert'); } } そして、コンポーネントのBladeテンプレートが次のように定義されていると仮定します。 <!-- /resources/views/components/alert.blade.php --> <div class="alert {{ $classForType }}" {{ $attributes }}> {{ $heading }} {{ $slot }} </div> コンポーネントは、コンポーネントのタグを使用して別のブレードビューでレンダリングできます。 <x-alert type="error" class="mb-4"> <x-slot name="heading"> Alert content... </x-slot> Default slot content... </x-alert> 詳しい利用方法についてはこちらをご覧ください。 また、Laracastでも使用法の動画が公開されています。 What's New in Laravel 7: Supercharged Blade Components HTTP Client Laravelは、Guzzle, PHP HTTP clientを基盤として、メソッドの追加を行うことで最小限のAPIを提供するようになりました。 これにより、他のWebアプリケーションと通信するために発信HTTPリクエストをすばやく行うことができます。 Guzzleに対するLaravelのラッパーは、開発者がより効率的に作業ができることに焦点が当てられています。 たとえば、クライアントは簡単にPOSTを実行し、JSONデータとやり取りします。 use Illuminate\Support\Facades\Http; $response = Http::withHeaders([ 'X-First' => 'foo', 'X-Second' => 'bar' ])->post('http://test.com/users', [ 'name' => 'Taylor', ]); return $response['id']; さらに、HTTPクライアントは、素晴らしいテスト機能を提供します。 Http::fake([ // Stub a JSON response for GitHub endpoints... 'github.com/*' => Http::response(['foo' => 'bar'], 200, ['Headers']), // Stub a string response for Google endpoints... 'google.com/*' => Http::response('Hello World', 200, ['Headers']), // Stub a series of responses for Facebook endpoints... 'facebook.com/*' => Http::sequence() ->push('Hello World', 200) ->push(['foo' => 'bar'], 200) ->pushStatus(404), ]); 詳しい利用方法についてはこちらをご覧ください。 Fluent String Operations Laravelの既存のIlluminate\Support\Strクラスはとても便利な機能を提供してくれています。 このクラスは、Illuminate\Support\Strに付け加えて有用な文字列操作関数を提供します。 Laravel 7は、これらの機能の上に構築された、よりオブジェクト指向で流な文字列操作ライブラリを提供します。 Str::ofメソッドを使用して、Illuminate\Support\Stringableオブジェクトを作成できます。 その後、さまざまなメソッドをオブジェクトにチェーンして、文字列を操作できます。 return (string) Str::of(' Laravel Framework 6.x ') ->trim() ->replace('6.x', '7.x') ->slug(); 詳しい利用方法についてはこちらをご覧ください。 また、Laracastでも使用法の動画が公開されています。 What's New in Laravel 7: Fluent String Manipulation Route Model Binding Improvements Key Customization id以外の列を使用してEloquentモデルを解決したい場合があります。 そのために、Laravel 7では、ルートパラメーター定義で列を指定できます。 Route::get('api/posts/{post:slug}', function (App\Post $post) { return $post; }); Automatic Scoping 1つのルート定義で複数のEloquentモデルを暗黙的にバインドする場合、2番目のEloquentモデルのスコープを設定して、最初のEloquentモデルの子にする必要がある場合があります。 たとえば、特定のユーザーのSlugでブログ投稿を取得するこの状況を考えてみましょう。 use App\Post; use App\User; Route::get('api/users/{user}/posts/{post:slug}', function (User $user, Post $post) { return $post; }); ネストされたルートパラメーターとしてカスタムキー付きの暗黙的なバインディングを使用する場合、Laravel 7は自動的にクエリをスコープし、親子関係を推測して、親によってネストされたモデルを取得します。 この場合、UserモデルにはPostという名前のリレーションがあり、これを使用してPostモデルを取得することができます。 詳しい利用方法についてはこちらをご覧ください。 Multiple Mail Drivers Laravel 7では、アプリケーションに対して複数のメールドライバが設定できるようになりました。 メール設定ファイル内で構成された各ドライバには、独自のオプションと独自のトランスポートがあり、アプリケーションで特定の電子メールメッセージを送信するために異なる電子メールサービスを使用できます。 たとえば、アプリケーションでPostmarkを使用してトランザクションメールを送信し、Amazon SESを使用してバルクメールを送信する場合があります。 デフォルトでは、Laravelはメール設定ファイルでデフォルトのメーラーとして設定されたドライバを使用します。 ただし、mailer()メソッドを使用して、特定のドライバを使用してメッセージを送信できます。 Mail::mailer('postmark') ->to($request->user()) ->send(new OrderShipped($order)); Route Caching Speed Improvements Laravel 7には、route:cacheのArtisanコマンドを使用してキャッシュされたコンパイル済みのキャッシュされたルートを一致させる新しい方法が含まれています。 大規模なアプリケーション(たとえば、800以上のルートを持つアプリケーション)では、これらの改善により、単純な「Hello World」ベンチマークでの1秒あたりの要求速度が2倍になります。アプリケーションを変更する必要はありません。 CORS Support Laravel 7には、Barry vd. Heuvelによって作成されたLaravel CORSパッケージを統合することにより、クロスオリジンリソースシェアリング(CORS)OPTIONSリクエストレスポンスを構成するためのファーストパーティサポートが含まれています。 新しいcorsの設定ファイルは、デフォルトのLaravelアプリケーションに含まれています。 詳しい利用方法についてはこちらをご覧ください。 Query Time Casts テーブルから生の値を選択するときなど、クエリの実行中にキャストを適用する必要がある場合があります。 たとえば、次のクエリを検討してください。 use App\Post; use App\User; $users = User::select([ 'users.*', 'last_posted_at' => Post::selectRaw('MAX(created_at)') ->whereColumn('user_id', 'users.id') ])->get(); このクエリの結果のlast_posted_atは文字列になります。 クエリの実行時に、この属性に日付キャストを適用できれば便利です。 これを達成するために、Laravel 7が提供するwithCastsメソッドを使用できます。 $users = User::select([ 'users.*', 'last_posted_at' => Post::selectRaw('MAX(created_at)') ->whereColumn('user_id', 'users.id') ])->withCasts([ 'last_posted_at' => 'date' ])->get(); MySQL 8+ Database Queue Improvements Laravelの以前のリリースでは、デッドロックのために、データベースキューは本番環境での使用に十分な堅牢性があるとは見なされていませんでした。 ただし、Laravel 7では、MySQL 8+をデータベースバックアップキューとして使用するアプリケーションに改善が加えられています。 FOR UPDATE SKIP LOCKED句およびその他のSQL拡張機能を使用することにより、データベースドライバーをより安全に使用できるようになりました。 Artisan test Command phpunitコマンドに加えて、Artisanのtestコマンドを使用してテストを実行できます。 Artisanテストランナーは、美しいコンソールUXと、現在実行中のテストに関する詳細情報を提供します。 さらに、ランナーは最初のテストの失敗で自動的に停止します。 phpunitコマンドに渡すことができる引数は、Artisanのtestコマンドにも渡すことができます。 php artisan test --group=feature Markdown Mail Template Improvements デフォルトのMarkdownメールテンプレートは、Tailwind CSSカラーパレットに基づいた、より新しくモダンなデザインが導入されました。 もちろん、このテンプレートはアプリケーションのニーズに応じて公開およびカスタマイズできます。 詳しい利用方法についてはこちらをご覧ください。 Stub Customization Artisanコンソールのmakeコマンドは、コントローラー、ジョブ、マイグレーション、テストなどのさまざまなクラスを作成するために使用されます。 これらのクラスは、入力に基づいた値が入力されたstubファイルを使用して生成されます。 ただし、Artisanによって生成されたファイルに小さな変更を加えたい場合があります。 これを実現するために、Laravel 7は、カスタマイズのために最も一般的なスタブを公開するstub:publishコマンドを提供します。 php artisan stub:publish 公開されたstubは、アプリケーションのルートにあるstubsディレクトリ内に配置されます。 これらのスタブに加えた変更は、artisan makeコマンドを使用して対応するクラスを生成するときに反映されます。 Queue maxExceptions Configuration ジョブが何度もリトライされるように指定したい場合もありますが、指定された数の例外によって再試行がトリガーされると失敗するはずです。 Laravel 7では、ジョブクラスでmaxExceptionsプロパティを定義できます。 <?php namespace App\Jobs; class ProcessPodcast implements ShouldQueue { /** * The number of times the job may be attempted. * * @var int */ public $tries = 25; /** * The maximum number of exceptions to allow before failing. * * @var int */ public $maxExceptions = 3; /** * Execute the job. * * @return void */ public function handle() { Redis::throttle('key')->allow(10)->every(60)->then(function () { // Lock obtained, process the podcast... }, function () { // Unable to obtain lock... return $this->release(10); }); } } この例では、アプリケーションがRedisロックを取得できず、最大25回再試行され続ける場合、ジョブは10秒間解放されます。 ただし、3つの未処理の例外がジョブによってスローされると、ジョブは失敗します。 詳しい変更については以下を確認してください。 Release Notes - Laravel - The PHP Framework For Web Artisans

[Laravel] 6.16.0がリリースされました

laravel/frameworkのバージョン6.16.0がリリースされました。追加された機能について確認します。 Guzzleのv7がサポートされました(#31484) Illuminate\Database\Query\Builder::groupByRaw()メソッドが追加されました (#31498) SQLiteでJsonデータの更新が可能になりました (#31492) 詳しい変更については以下を確認してください。 Release v6.16.0 · laravel/framework · GitHub

[Laravel] 6.15.0がリリースされました

laravel/frameworkのバージョン6.15.0がリリースされました。追加された機能について確認します。 Illuminate\Auth\Events\Validatedイベントが追加されました (#31357, @7ddac28) このイベントは認証プロバイダーがユーザーを取得し、検証された後にログインイベント発火前に発火されます。 これにより認証が成功した後で、サードパーティーのパッケージが認証情報に介入することができるようになります。 また、ログインの際に外部API接続のような複雑なロジックがある場合でも、このイベントをリッスンしてフィルターを作成できます。 Blueprintクラスでマクロが利用できるようになりました (#31365) Illuminate\Console\Scheduling\Scheduleクラスでマクロが利用できるようになりました (#31354) BusFakeクラスにdispatchAfterResponse()メソッドが追加されました (#31418) Bus::fake()を使ったジョブのディスパッチを検証できるようになりました。 Illuminate\Foundation\Exceptions\Handler::getHttpExceptionView()メソッドが追加されました (#31420) カスタムしたエラーページを表示する場合に、renderHttpException()を変更せずに、getHttpExceptionView()をオーバーライドすることでエラー時に表示するViewを指定できるようになりました。 protected function getHttpExceptionView(HttpExceptionInterface $e) { return "custom-error-view"; } Artisanコマンドでテーブルの出力が可能になりました (#31426) コンソールへの出力にテーブルが使えるようになりました。 public function handle() { $table = $this->table( ['Column', 'Another column'], [] ); $table->appendRow(['Value', 'Another Value']); $table->appendRow(['Value', 'Another Value']); } $ php artisan {command} +--------+----------------+ | Column | Another column | +--------+----------------+ | Value | Another Value | | Value | Another Value | +--------+----------------+ 詳しい変更については以下を確認してください。 Release v6.15.0 · laravel/framework · GitHub
Kentaro Nishiguchi
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