[Laravel] 5.8.29がリリースされました
laravel/frameworkのバージョン5.8.29がリリースされました。追加された機能について確認します。
WithFaker::makeFaker()
メソッドにapp.faker_locale
のロケールが指定されるようになりました (#29123)
テスト時に利用する\Illuminate\Foundation\Testing\WithFake
が、config/app.php
内に指定可能なfaker_locale
を参照するようになりました。
Notificationをメールで行う際にデザインテーマを指定可能になりました (#29132)
MailMessage
クラスを利用してMarkDown形式でのメール送信の際のデザインテーマをカスタマイズできるようになりました。
デフォルトで使用するdefault.css
を上書きすること無くオリジナルのcssファイルを指定できます。
オリジナルのcssファイルはresources/views/vendor/mail/html/themes
以下に配置する必要があります。
public function toMail($notifiable)
{
$url = url('/invoice/'.$this->invoice->id);
return (new MailMessage)
->theme('notification')
->greeting('Hello!')
->line('One of your invoices has been paid!')
->action('View Invoice', $url)
->line('Thank you for using our application!');
}
migration実行時の処理時間がコンソールに出力されるようになりました (#29149)
Illuminate\Database\Query\Builder
クラスのwhereNull()
およびwhereNotNull()
メソッドの引数に配列を指定可能になりました (#29154)
複数のカラムに対してNull
判定を行う際にまとめて指定できるようになりました。
// Before
$query->whereNull('id')->whereNull('expires_at');
$query->whereNotNull('id')->whereNotNull('expires_at');
// After
$query->whereNull(['id', 'expires_at']);
$query->whereNotNull(['id', 'expires_at']);
Console\Scheduling\ManagesFrequencies::hourlyAt()
メソッドの引数に配列を指定可能になりました (#29173)
毎時のスケジューリングを設定する際にまとめて指定できるようになりました。
// Before
$schedule->command('my:command')->hourlyAt(15)->hourlyAt(30)->hourlyAt(45)
// After
$schedule->command(my:command')->hourlyAt([15, 30, 45]);
詳しい変更については以下を確認してください。