[Laravel Forge] Laravel Forgeとは?
PHPを利用するアプリケーションのサーバーのプロビジョニングや管理を行うLaravel Forgeについて。
Laravel ForgeはLaravelを利用する際のツールの一つであり、Laravelでの開発時に行わなければならないサーバー周りの設定を請け負い、開発者がよりシステムの開発に集中できることを目的としたサービスです。
Digital Ocean、Linode、AWS、Vultr、オリジナルのVPSなど様々な環境へのサーバープロビジョニングやデプロイを行えます。
また各種クラウドサービスとの認証後にはユーザー側で直接操作する必要はなく、専用のAPIを利用することでLaravel Forge上ですべての操作を行うことができます。
サーバーに必要なドメイン設定、データベースの構築、SSLの設定、Firewallなど様々な設定がLaravel Forge上で簡単に行えます。
便利な機能のなかでも頻繁に使うであろう機能を以下にピックアップしました。
- 新しいサーバーの作成とプロビジョニング
- SSHキーの設定
- GithubやBitbucketなどのリポジトリの連携
- コードのデプロイ
- オリジナルの設定ファイルを作成し、複数のサーバーへの同時実行
- cronジョブのスケジューリング設定
- ファイアウォールとセキュリティの設定
- データベースの追加や、接続ユーザーの設定
- ロードバランサによるアクセスの振り分け
- Supervisorを利用したデーモンの設定
- Horizonの利用 (もちろんRedisもインストール済みです)
- Blackfire.ioを利用したアプリケーションのプロファイリング
- Papertrailを利用したアプリケーションログの収集
- php.ini、.env、nginx.conf等の設定ファイルの変更
- etc ...
これらを含めたとても便利な機能がLaravel Forgeには揃っています。
Laravel Forgeのことをもっと知りたい場合はLaracastsにて動画が公開されていますので是非みてみましょう。
全13話で1時間程度で完了します。
実際に使用するにあたってプランは3つ用意されており、いずれも有料ですが5日間の無料期間があるので試してみるには十分です。
- Hobby Plan (12$ / Month)
- Growth Plan ($19 / Month)
- Business Plan ($39 / Month)
私がLaravel Forgeを使い始めて約1年程ですが、今後は実際の利用方法など書いていこうと思います。