[Laravel] 6.8.0がリリースされました

laravel/frameworkのバージョン6.8.0がリリースされました。追加された機能について確認します。

マークダウンメールにカスタマイズされたテーマが利用できるようになりました (#30814, @2206d52)

今までのマークダウンメールのテーマはmail::で始まるviewしか利用できませんでしたが、自由に指定できる様になりました。

Inspiringコマンドに引用文が追加されました (@4a7d566, @9693ced)

TestResponse::assertViewHas()メソッドでネストされた配列の確認が可能になりました (#30837)

レスポンスの一部をテストしたい場合などに便利です。

// before
$this->get('/page')
    ->assertViewHas('page', [
        'component' => 'PageComponent',
        'url' => '/page',
        'version' => null,
        'props' => [
            'user_name' => 'John Doe'
        ]
    ]);

// after
$this->get('/page')
    ->assertViewHas('page.props', [
        'user_name' => 'John Doe'
    ]);

Model::setRawAttribute()メソッドが追加されました (#30853)

ミューテーターをスキップして特定の値を代入できるようになりました。

// Set attribute to value and also sync to original attribute.
$model->setRawAttribute('key', $value, true);

Model::setRawAttribute()メソッドが追加されました (#30853)

make:controllerコマンドに--forceメソッドが追加されました (#30853)

resource::collection()の引数に配列が渡せるようになりました (#30800)

JsonResponseTestResponseでレスポンスの内容に配列でアクセスできるようになりました (#30817)

JSON形式のAPIの内容をテストする際に、これまでは$response-> original ['key']から値を取得する必要がありましたが、レスポンスの内容に直接アクセスできるようになりました。

// before
$this->assertCount(2, $response->original['key']);

 // after
$this->assertCount(2, $response['key']);

make::modelコマンドに--seedオプションが追加されました (#30828, @2cd9417)

モデル作成時に--seedオプションをつけて、そのモデルのSeederも同時に作成できます。


詳しい変更については以下を確認してください。

Release v6.8.0 · laravel/framework · GitHub

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