[Laravel] 5.8.19がリリースされました
laravel/frameworkのバージョン5.8.19がリリースされました。追加された機能について確認します。
envファイルでDynamoDBのエンドポイントを指定可能になりました (#28600)
CacheにDynamoDBを利用している場合など、DYNAMODB_ENDPOINT
を設定することでエンドポイントのカスタマイズが可能になりました。
この設定を利用するにはconfig/cache.php
への追加も必要です。
return [
// ...
'stores' => [
// ...
'dynamodb' => [
'driver' => 'dynamodb',
'key' => env('AWS_ACCESS_KEY_ID'),
'secret' => env('AWS_SECRET_ACCESS_KEY'),
'region' => env('AWS_DEFAULT_REGION', 'us-east-1'),
'table' => env('DYNAMODB_CACHE_TABLE', 'cache'),
'endpoint' => env('DYNAMODB_ENDPOINT'),
],
],
// ...
];
Illuminate\Foundation\Application
クラスにisProduction()
メソッドが追加されました (#28602)
rescue()
ヘルパー内で発生した例外の報告を無視できるようになりました (#28617)
3つ目の引数に真偽値を指定することで設定可能になりました。デフォルトはtrue
で例外は報告されます。
/**
* Catch a potential exception and return a default value.
*
* @param callable $callback
* @param mixed $rescue
* @param bool $report
* @return mixed
*/
function rescue(callable $callback, $rescue = null, $report = true)
{
try {
return $callback();
} catch (Throwable $e) {
if ($report) {
report($e);
}
return value($rescue);
}
}
Redisへの接続情報をURL形式で指定可能になりました (#28612, f4cfb32)
以前にデータベースへの接続がURL形式で可能になったように、Redisでも対応されました。
Swift Mailerwp利用したメール送信の際に送信元のIPとドメインが指定可能になりました (#28631, 435c05b)
複数のIPアドレスを持つサーバーや、IPv4とIPv6の両方のアドレスを持つサーバーなどでの設定に役立ちます。
この設定を利用するにはconfig/mail.php
に追加が必要です。
return [
// ...
'source_ip' => 'your source ip',
'local_domain' => 'your local domain',
// ...
];
詳しい変更については以下を確認してください。